啓明学園 スロヴァキア訪問記
□■□ 2000年 春 スロバキア体験学習 □■□
感 想
今回は、マーキュリー校で予定されていたGlobal Friend− ship祭りに参加することもあり、何回もオリエンテーション、英会話の練習、展示物とステージでの発表のために集まった。これらの準備を通して、参加生徒の学齢に違いはあったが、お互いをよく知り日本代表という責任を果たすために互いに協力しあっていこうとする気持ちが出発前から持てたことは大きな成果だった。
出発前に事前学習もしたが、旧社会主義国ということもあり、情報や資料も他国に比べて少なく、スロバキアに着くまでわからない事が多くあった。ウイーン国際空港に着いた時も、どこに行くのかを聞かれ私達がスロバキアへ行きホームステイをする事を伝えると、ウイーンやチェコでなく、なぜスロバキアへ行くのかと不思議そうな顔をされた。スロバキアは、1993年1月1日にチェコ・スロバキア連邦共和国から新たにチェコ共和国、スロバキア共和国に分離独立し、自由民主主義体制のもとに新しいスタートを切ったばかりのまだ新しい国だ。人々は、多くの夢と希望を持ち、自由主義経済をめざして日々努力している。マーキュリー校は特に、この国のトップレベルの子弟のために特色のある実践的な教育をしていた。また、私達の理解の中には、スロバキアは東ヨーロッパ的なイメージが強かったが、ここに来て人々からスロバキアは「中央ヨーロッパ」と認識されていることを教えられた。
啓明学園では、私は外国からの方々を受け入れる仕事を国際教育センターで長い間して来たが、今回は逆の立場で参加できたことは貴重な経験となった。ホストファミリーへの配慮と協力、学校側の受け入れ体制、文化とコミュニケーションの違いから起こりえるさまざまな問題など、今後知っておくべき事と改善すべきことがたくさんある。これらの事を一つ一つ整理して、今後の啓明での受け入れに力を入れていきたい。
(報告者:関根真理)