啓明学園 スロヴァキア訪問記

□■□ 2000年 春 スロバキア体験学習 □■□


3月27日 (月) 曇り

春休みの成田空港は集合時間の午前9時にはすでに海外へ出発する人々で異常なほど込み合っていた。集合場所も確認できない程で、とりあえずチェックインする人々の列に並びながら全員がそろっているかどうかを確認しなければならなかった。
当日は、今回の体験学習でお世話になっている旅行代理店の国井さんがチェックインの手助けをして下さったので大変助かった。国井さんも、このような混雑を目の当たりにするのは、近年ではめったにないと言っていた。

チェックインを無事に済ませ、再度出国するために100メートル以上の人々の最後尾についた時には、一苦労といった感じだった。しかし、その後は順調に進み、期待に胸をふくらませた一行を乗せたオーストリア航空556便は、予定より30分遅れで日本を離陸した。

ウイーンへは直行便であったが、飛行機の中の12時間半はさすがに長く、生徒達も睡眠が必要だと理解していても、ほとんどの生徒が寝られないというのが実状だった。

オーストリア時間午後4時15分、ウイーン国際空港に到着。どしゃ降りの雨のお迎えだった。税関を抜け、荷物を受け取って外に出ると、ライチャコバ先生とヤンコヴィチョバ先生が花束を持って迎えに来て下さっていた。空港へは、チャーターしたバスがすぐ近くまで来ていたので、すぐにスロバキアへ向かうことができた。雨は、その頃には小降りになっていた。
ウィーン郊外の風景を眺めながらしばらく行くと、スロバキアとの国境に着いた。そこでパスポートとビザを見せ、無事にマーキュリ校のあるブラティスラバ市に向かった。
ここで一つ心配していたことがあった。 引率のドイル先生はアイルランド人で、今回はビザは必要ないと聞いていたが、その時になって必要な場合もあると聞いたからだ。しかし、何のトラブルもなく入国できて安心した。

ドナウ河をはさんでブラティスラバ城をのぞむ

マーキュリー校

スロバキアに入ってすぐに気が付いたことは、いきなり町の景色が変わったということだ。田舎風の町並みは、ウイーン郊外と比べると古い建物が多く、市内には同系色で同じ形のアパートが多く並んでいる。旧ソビエトが崩壊して7年、スロバキアにはかつての社会主義時代の町並みがまだ多く残っている。
首都のブラティスラバ市に入り、もうすぐ学校だと言われて周りを見ても、やはり学校の周辺にもこのようなアパートが多くあった。ちょと想像していたものと違うというのが正直な話だ。

空港から約45分程でマーキュリー校に到着。ホストファミリーが待っている教室に向かう。啓明の生徒は、すぐに各ホストファミリ−と対面し、それぞれの家庭へと向かって行った。ホストブラザー/シスターは全員、昨年啓明に来た生徒ばかりだ。

(報告者:関根真理)



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