啓明学園 スロヴァキア訪問記

□■□ 2000年 春 スロバキア体験学習 □■□


3月29日(水) 曇り −3日目−


マジュラ焼
朝、7時45分に学校に集合し、8時半にバスでModra市にある陶器工房へ出発した。この日は、ライチャコバ先生、ヤンコヴィチョバ先生とホストファミリーのマーキュリ校の生徒が6名同行した。
約1時間ほどで、到着。始めに英語のビデオを通して説明を受けた。
Modraとはスロバキア語で「青」という意味で14世紀頃から始まり、伝統芸術の一つとなったそうだ。ほとんどの作品は6色で色付けされていて、Modraの作品はヨーロッパの美術館に展示されるほど有名なものだ。
工房では、高2の福海君が土をさわり、ろくろでの形造りに挑戦した。見学後は、おみやげのために色々な作品を買う時間も与えられた。

陶器作り挑戦する福海くん
スロバキア料理の昼食をHotel Bonbonでいただいた後は、次の見学のため再度バスに乗った。 この頃には、啓明生とマーキュリー校の生徒はだいぶ打ち解けてきてバスの後部座席で笑い声がよく聞こえてきた。
Gab−cikovoダムに到着。ここはドイツ、オーストリア、チェコ、スロバキアとルーマニアを流れ、ヨーロッパで2番目に長いドナウ川の水を調節するためのダムで、ダムを挟んだ両側の水面は大きな段差があった。船が来ると止めていた壁を開けて水を調節するそうだが、魚もこの時に大移動するそうだ。
この時、ドイル先生は生徒に対し、「魚は人にたよって生きている」と説明すると、生徒は、「魚にとっては迷惑だ!」と言っていた。両者の解釈が違うのがおもしろいと思った。

マーキュリー校の生徒と共に
ホテルBonbonの庭でチーズ


更に続いてバスに乗り、最後の見学地であるCerveny Keny城へ向かった。バスの中では、ますます良い交流が続き、スロバキア民謡の「おお牧場は緑」を日本語で一緒に歌ったりしていた。
Cerveny Keny城は、13世紀に立てられたりっぱなお城で、やはりとても広く、さまざまな部屋があり、多数の美術品や肖像画が飾られていた。地下室にも、縦10メートル横70メートルの広大な貯蔵庫があった。このお城の紋章は、一匹の鹿が描かれていた。
説明によると、この城の主人を乗せていた馬車が危険な目にあった時に、一匹の鹿が山から下りて来て代わりに死んだそうだ。この時の鹿を記念するために、家紋に鹿が描かれているそうだ。
この日は、予定どおり、午後6時頃に学校に戻り、それぞれホストファミリーの家へ帰った。

(報告者:関根真理)



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