時は9月19日。私は、昨日からずっと、あるウェブサイトと睨めっこしています。それは、一枚の映像なのですが、ほぼ毎分ごとに新しい写真が映し出されます。
その写真とは、今まさにドナウ川に掛けられようとしている、ブラティスラヴァ5本目の橋です。
名を「コシツカー/Kosicka」といいます。
しかし、これは仮名で、なんでも、この橋の作られた場所が「コシツカー」という名の付いた道だったことからこの仮名が付いているそうですが、正式な名はこれから新たに付けられるそうです。
さて、この橋、今後の交通量が更に増えるだろうとのことを予想して、渋滞解決のために建設されました。渋滞解決だけでなく、ドナウ川を挟む2つの地域の往来に役立つのはもちろん、街の活性化にも繋がると期待されています。
着工は2003年2月3日でしたが、この橋の建設準備が始まったのは、なんと1976年のこと。かれこれ30年弱も、この建設には時間がかけられていることが分かります。
建設費用はというと、総額36億コルナ(日本円にして約108億円)です。
この額を全てスロヴァキア政府が負担したかというと、そうではなく、国家予算からは総額の半額が、もう半額はルクセンブルクのヨーロッパ投資銀行から出ています。
この事業を請け負ったのは、スロヴァキアの企業、(株)METRO Bratislava、(株)Doprastav Bratislava、チェコのHunuti Montaze Ostrava、そしてオーストリアのMCE VOEST LINZです。もちろん、その他にも多数の下請け会社による協力のもと、今日の橋掛けの過程にまで至っています。
橋は全長854m、幅32m、高さ36mという大きさです。橋は、まずドナウ川の旧市街側の岸に造られ、それを船に乗せて90度回転させるように対岸に渡すという方式が取られました。
2日目の今日もまだ完全に橋は渡っていません。非常にゆっくりと、しかし慎重に動かしています。一応、16日から21日までの、6日間に掛けて橋を渡すとのことでしたが、今日、もうかなり対岸に近づいたので、明日には完成しているでしょうか?
昨日今日と、ドナウ川のその橋近くには何千人という見物客が訪れていました。
実は私も、昨日の夕方見に行ってきましたが、その時は全く橋は動かされていませんでした。
現場の様子は写真にてご覧下さい。
この橋が掛かることで、ブラティスラヴァがどう変化するのか、またこれも大いに期待のかかるところです!
それでは、今日はこの辺でレポートを終わります。また来週!
★以下のサイトで、橋の様子を見ることが出来ます。
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