毎年、この時期になると、夕方から、ブラティスラヴァ旧市街にある交響楽団コンサート会場、国立劇場前に人が集まり出します。
そう、ブラティスラヴァ音楽祭です。通称、ベー・ハー・エス(BHS=Bratislavske Hudobne Slavnosti )といい、そのフェスティバルも今年で40周年を迎えました。今年は9月24日から10月8日まで、盛りだくさんのプログラムです!さすがに40周年ともあって、豪華キャストが勢揃いしているという意見もありますが、私は、特に40周年だから特別なプログラムを組んだとは思いません。
私がこのフェスティバルに通うようになったのは2年前からですが、去年のプログラムは非常によく印象に残っています。私が見に行ったプログラムは、どれも皆素晴らしいものばかり!モスクワ交響楽団、ブダペスト交響楽団、スロヴァキア交響楽団、チェコのバイオリンニスト、スロヴァキアの世界的に有名なオペラ歌手、エディタ・グルベロバー。今思い出しても震えが起こります。
たった1、2週間の間に、こんなにも素晴らしい芸術家たちの演奏を聞けるなんて、本当に贅沢そのものです。
しかも、会場は、日本のものよりもずっと小さいので、アーティストたちの顔まではっきりと見ることができます。そして、天井を見上げれば、豪華なシャンデリアが吊り下げられていて、音楽だけでなく、その場の雰囲気も堪能することができます。
しかし、会場が狭いと不都合な点もあります。それは、収容人数が少ないこと。私は、今年もそうですが、去年もモスクワ交響楽団の前売りチケットを手に入れることができませんでした。去年は、当日券を購入して、立ち見をしました。立ち見も会場に入りきれないほどいたので、会場のドアは閉めず、私は扉の外にたって、ぎゅうぎゅうの中、彼らの演奏を聞きました。
日本ではこのようなことは考えられませんよね。でも、立ってでも演奏を聞きたいものにとっては非常にありがたいことでした。
これから、ブラティスラヴァ音楽祭に来る予定の方へ忠告ですが、目玉のプログラムのチケットは、できるだけ早く前売りを購入した方が良いでしょう。チケットは、事前にコンサート会場(Reduta)の横のミュージック・ショップ(Music Forum、住所:Palackeho 2)か、ミュージック・センター(Hudobne centrum:、住所:Michalska 10)、あるいはインターネットのwww.eventim.skにて、購入できます。
先日、私が聴きに行ったサンクトペテルブルクのオーケストラ(交響楽団ではなく、寄せ集めだったが)も、レベルは非常に高いものでした。ただ、演目が現代風のハーモニーのものがほとんどだったので、クラシック、クラシックしたものを期待していた私にとっては、少し物足りないものを感じました。ここまで来ると、好みの問題ですが、演奏者だけでなく、演目もチェックした方が良いですね。私が聴いたプログラムだけでなく、今年の音楽祭の全プログラムは、http://www.hc.sk/bhs/program.php?l=en&rocnik=2004で見ることができます。
クラシック好きの皆様、来年は、このブラティスラヴァ音楽祭に是非いらしてはいかがでしょうか。
それでは、また来週!
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