2004年12月26日にインドネシアの西部、スマトラ島沖でマグニチュード8.9の地震が起こった。その地震による大規模な津波がインド洋沿岸諸国であるスリランカやインド、タイ、マレーシアを襲い、多くの死傷者がでていることは日本でも、スロヴァキアでも毎日のようにニュースで報道されている。
メディアの映像や写真には思わず目を覆ってしまうような光景が映し出され、死者の数は日ごとに増えるばかり。海岸で過ごすバケーションを求めて多くの観光客が集まるそれらの国には、スロヴァキア人も大いに興味を示している。
そのようなことから、ここ何年かで急激な勢いを見せている観光ブームは東南アジアへの道をも開いていた。2004年11月30日から2004年以内の滞在許可証申請はタイだけでもおよそ千件にものぼる。津波発生時、実際に何人のスロヴァキア人観光客、あるいは労働者がそれらの国にいたのかは定かではないが、災害が起こって一週間以内に皆、政府専用機にて無事に本国へ輸送された。
周辺国のチェコ、ポーランド、ハンガリーからの観光客の犠牲者の数はそれぞれ、1月5日の時点で26人、47人、20人であったが、幸いなことにスロヴァキア人の犠牲者は一人もいなかった。
★ http://www.sme.sk/c/1878731/Obete-medzi-turistami.html 参考
地震の起きた翌日27日から、スロヴァキアはスリランカへの人道支援を開始し、テント、毛布、水、医療品、医薬品といった支援物資約10トンを輸送した。
また、ハンガリーとの共同救援隊も被害の大きかったスリランカのゴール/Galleに向い、伝染病対策を目的として病院と学校内の消毒を行った。第1陣は10日間の任務を終え、1月15日夜に全員無事に帰国した。その後の第2陣派遣も現在検討されつつある。
スロヴァキア赤十字や、他の会社も復興支援の募金活動を始めている。特に携帯メールによる募金活動が、高タトラ山脈復興支援義援金に引き続く多大な効果を見せており、募金の呼びかけを始めてから一週間あまりで500万コルナ(約1500万円)も集まっている。
一日も早いインド洋沿岸諸国の復興を願う者が多いという証である。
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