スロヴァキアでの米ロ首脳会談は秒読み段階に入った。ブラティスラヴァでは検問や交通整理、会場、街の清掃など、準備も整ってきている。24日、プーチンはブラティスラヴァにあるロシア人墓地、スラヴィーン/ Slavinを訪れ、花輪を捧げる予定。スロヴァキアの大統領、イヴァン・ガシュパロヴィッチ/ Ivan Gašparovičとプーチンとの対談はロシア語で行われるという。また、ブッシュには、スロヴァキア側はアメリカへの観光ビザ廃止を要請する模様だ。
今、スロヴァキアの全国民が注目していると言ってもいい、この米ロ首脳会談が公表されたのは、昨年の暮れであった。NATOに引き続き、EUへの加盟も実現し、近年の上向きの経済状況下、この首脳会談開催地がスロヴァキアに決まった意義は大きい。世界に国の価値を認められ、更に一歩大きく前進する、願ってもない機会である。このスロヴァキアという中欧に位置する国は、地理的に非常に便宜であることは間違いない。地理的のみならず、政治的、経済的にも西ヨーロッパと東ヨーロッパのどちらの顔をもつスロヴァキアだからこそ、今回のこの米ロ首脳会談の開催地として抜擢されたのであろう。
さて、スロヴァキア国内での会談の場には、いくつか候補が上がっていたのをご存知だろうか。ブラティスラヴァ城、スロヴァキアフィルハーモニーの建物で知られているレドゥタ/ Reduta、ブラティスラヴァから北東へ約40Kmのチェルベニー・カメン城/ Hrad Červený Kameňの3つである。そして最終的にはブラティスラヴァ城で会談が行われることに決まった。
そのブラティスラヴァ城はもちろんのこと、この会談に当たってブラティスラヴァの町中に大きな警備体制が敷かれる。何でも、警察官総動員で警備にあたるとか…。これによってブラティスラヴァ城、大統領官邸周辺の道路は規制が厳しくなる見込みで、通学や通勤に支障の出てくる人もありそうだ。
この首脳会議の模様は、日本でも報道されることと思うが、次の私のレポートでも取り上げるつもりだ。
スロヴァキアに新たな歴史が刻まれる瞬間に、いざ注目!
それでは、また来週!
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