以前お伝えした、夏、各地で行われる民族舞踊フェスティバルのうちで、ミヤヴァで行われたお祭りに行ってきました。毎年、6月3週目の週末に行われます。今年は6月18、19、20日に渡って開催されました。
ミヤヴァ村はトレンチーン市の西南に位置しています。
ミヤヴァの衣装は、青と白が印象的です。女性は、青いベストに青い前掛け、白いスカート、白のブラウス、白い頭巾と、黒革のブーツという組み合わせ。頭巾は、既婚女性が身に付けるものでしたが、今日では、そのミヤヴァ独特の白いレースの頭巾は、舞踊団員が舞踊の公演時に付けるようになっています。頭巾の左右の下部分を、チョンと角を立てるようにするところが、かわいらしいですね。
男性の衣装も、青のベストに、青のズボン、白いシャツ、黒いつばの狭い帽子、黒革のブーツです。帽子のことを、ミヤヴァ地方では"シラーク"と言いますが、この帽子を使った、"シラーコヴィー"という踊りは、輪、あるいは向き合った状態で、帽子を相手の頭から自分の頭にのせる、そしてそのスピードを音楽に合わせながら速めていって、帽子を取り損ねたり、のせ損ねたりした者が負けという、いわゆる、遊びの要素を含んだ踊りです。
その他にも、ミヤヴァのペアーの踊りには、男性の太ももの位置に、女性が正座するように飛び跳ねたり、男性が女性を肩の上にのせたりと、アクロバットな要素を含んでいますので、見る者を圧倒させます。
フェスティバルは野外劇場で行われます。周りには出店が建ち並び、チキンやソーセージをグリルする美味しい匂いも漂います。ビールのつまみには、もってこいですよ!また、食品の他には、民芸品を売る店も多く出ていますので、お土産、プレゼントなどの買い物場として利用している人もいるようです。私は、今年は民族音楽のCDを2枚買いました。麻で作られたズボンも買おうと、試着しましたが、残念ながら、サイズの合うものがありませんでした。
私がミヤヴァを訪れたのは最終日の日曜日。プログラムが始まる前に、買い物も早々に済ませ、客席で待っていると、黒い雲から雫がひとつ、ふたつ・・・、雨が降り出しました。今年は、スロヴァキアでは、例年に比べて涼しく、本当に雨がよく降ります。ミヤヴァでは土曜日も、大雨のためにプログラムが中断、延期されていました。日曜日は始めから野外で公演することを諦め、村の体育館へ全員が移動し、室内で行われるプログラムとなりました。ガラプログラムでは、ミヤヴァ、その他の地域からの子供の舞踊団の公演、コシツェの舞踊団"ジェレズィアル"、海外からの舞踊団、楽団、そして、スロヴァキアの様々な地域からの舞踊団が次々に踊りや音楽を披露しました。プログラムの締めくくりは、いつも"コパニチアル"というミヤヴァの舞踊団が踊ります。団員の何人かと話を聞いたところ、今年のフェスティバルでは、雨のせいで踊り足りないとのことでした。
7月2、3、4日は、スロヴァキアで1番大きな民族舞踊フェスティバルが、中央スロヴァキア、ヴィーホドナーで行われました。今年は50周年記念ということで盛りだくさんのプログラムだったとか・・。残念ながら、私は都合がつかず、見に行くことができませんでした・・。
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